10月12日と13日。
だんじりの町、岸和田では、1年の始まりがこのだんじりの日で、カレンダーも10月から始まるみたい。
たしかに、私も昔は地元のだんじりを曳いていて、この時期がくると毎年楽しくなる。
8月下旬ごろから、祭りの鳴り物の練習が始まり、この祭りの日まで毎晩祭り気分になれる。
青年団の人たちが曳く練習をしている声が夜の町に響き渡ってる。
この時期は夜がだんだんと寒くなり、哀愁を感じる。
祭りが来た、と感じる。
ほんと風情がある。
好きな季節。
まつりをやってる人は、なんかいい。一生懸命やし、ハッピ姿がかっこよく見える。
地元は、だんじりが3つしかない。
それでももちろんみんな真剣。
豊作を願ってのまつり。
1年でたった2日。365分の2。
これに人生をかけている人もいる。
この時期になると、町の団結が強くなる。
薄くなりつつある地元の人たちとの交流も、この日は、とても活発。
地元民に会える、唯一の日かも。
結婚している友達がいたり、赤ちゃんや子供をつれてたり。みんな見た目は、小学校の時のままだけど、大人になってる。
小学校の同級生同士が結婚していたのは、とてもびっくりしたと同時に、懐かしく、昔話に花をさかせた。
離れていたものが、つながれる日。
祭りってすごい。
これからもずっとずっと、続けていってほしい。
おじいちゃん、おばあちゃんになっても、この日になると、だんじりを見がてら、友達に会う。
ステキなこと。
昼のだんじりの勇ましさ、
夜のだんじりの暖かさ。
その中に、人と人とのつながりがあり、またがんばろうってなる。
ずっとずっと、継承されるべきもの。
まだ、今年は、明日もある!
明日も、一分一秒を楽しみたい。
Uca's
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